創業者で社長の「関山芳美」さんに “吉山商店” のラーメンの秘密について伺ってきました!

本ページには広告が含まれています。

 

tomo.
どーも、tomo.(⇒ プロフィール)です

 

「流行りたくない」

そんな言葉が印象的だったのは、札幌で知らない人は まずいないラーメン屋さん “吉山商店” の 創業者 「関山芳美(よしみ)」さん。目指す方向性 や ラーメンの秘密 などを詳しくうかがってきました。

そこで今回は少し趣向を変え、吉山商店 の全容にせまってみたいと思います!

この記事を読んだら、きっとあなたも 吉山商店 のラーメンが食べたくなるはず!?

 

目次 - クリックで移動 -

「吉山商店」の 創業者 関山芳美 さんにお話しをうかがいました

今回 は 以下の 4つのテーマでお送りします!

今回のテーマ

  1. 「吉山商店」が 創業されるまで
  2. 「吉山商店」の 名前の由来について
  3. 「吉山商店」がめざす ラーメン屋とは?
  4. 「吉山商店」の ラーメンの特徴とは?

 

「吉山商店」 が 創業されるまで

吉山商店 創業者 関山芳美さん

吉山商店 創業者 関山芳美さん(写真提供:関山さんご本人)

吉山商店の 創業者 関山芳美 さんが ラーメンの道に進んだきっかけは、たまたまテレビで見た “ラーメンランキング” がきっかけだったと言います。

その当時 全国1位をとるほど破竹の勢いだったのが 旭川の “某とんこつラーメンの有名店(以下「某店」とします)”。

「やるんだったら 日本で1位をとったところでやらなきゃダメだ!」

‥と 思っていたところ、偶然 某店のフランチャイズ本部設立の求人を見つけ、応募・採用。店内作業はもちろん、主に 全国・国外 のフランチャイズ店の立ち上げや マネジメント・スタッフ教育など を行っていたそうです。

「いずれは自分の店を持ちたい‥」

ずっと考えていたその気持ちが形として現れたのは、関山さんが30才をむかえた2005年のこと。退職を決意し、翌 2006年に 札幌市東区の 東苗穂に「吉山商店」を創業しました。

 

「吉山商店」 の 名前の由来について

吉山商店の店舗看板

吉山商店の店舗看板

吉山商店 だから 創業者は 吉山さん? と思っていた方も、きっと多いはず。

「吉山商店」と名付けたきっかけの一つが、あの人気スープカレー店 「GARAKU(ガラク)」 創業者で幼馴染の “福生(ふくお)雅寿さん” だったそうです。

関連記事

あわせて読みたい
【徹底解説】札幌「ガラク」は大行列の人気スープカレー!おすすめメニュー・デリバリーも♪ 「スープカレー GARAKU(ガラク)」は、常に行列ができているくらい大人気なスープカレー店 ☑ 地元民はもちろんのこと、特に “たくさんの観光客” が訪れるスープカレー...

 

子どものころ「関山の “関(せき)”」と「芳美 の “芳(よし)”」を入れかえて「芳山(よしやま)」と呼ばれて以来、2人の間では この呼び方が ず~っと続いているのだとか。

また開業当時、東京で店名に “商店” とつけるお店が増えてきていたのに対し、北海道にはまだありませんでした。

そこで「芳」の字を、見ためのイメージが良く 左右対称の形をして印象に残りやすい「吉」の字に変えて「吉山商店」としたのだそうです。

 

「吉山商店」の めざすラーメン屋とは?

吉山商店 が目指すのは、人気店でも 繁盛店でも、はたまた No.1 でも ありません。

一番強く感じたのは、圧倒的な “地元愛”。以下の様な言葉の節々から、その思いがよ~く伝わってきました。

注目の発言

  • 「札幌でやるからには、札幌の代表的なラーメンを作る!」
  • 「札幌の人が自信をもって紹介できるラーメン屋をめざす!」
  • 「流行りたくない」

 

「札幌でやるからには、札幌の代表的なラーメンを作る!」

吉山商店の “焙煎ごまみそらーめん”

吉山商店で 圧倒的No.1 の “焙煎ごまみそらーめん”

関山さん が目指すのは 札幌味噌ラーメン の “定番” としての地位。

札幌で店をやる以上、札幌という地域に根付いたソウルフード “札幌味噌ラーメン” で勝負をすると決め、“旭川とんこつラーメン” が有名な某店からの独立を決意しました。

他店以上に意識しているのは、食べ終わった後に 「まだ食べたい」「また食べたい」 と 思われるラーメン作り。

「しょっぱい、脂っこい」という “札幌味噌ラーメン” 従来の特徴を少しおさえた 角のまぁるいスープに仕上げることで、ついついレンゲが進んでしまう クセになる味を作り出しています。

 

「札幌の人が自信をもって紹介できるラーメン屋をめざす!」

吉山商店 店主 関山さん と 阿部総理大臣

紹介で “安倍総理” が来店したことも(写真提供:関山さんご本人)

友人・知人に おすすめ のラーメン屋さんを聞かれた時に、すぐに パッと思いつくお店はありますか?

そんな時に すぐに紹介してもらえる、これも 吉山商店が目指すお店の在り方。

「地域に根付いたラーメン屋にしたい」

売上よりも “お客様満足度” を重視し、ラーメンをより美味しく食べてもらうための姿勢を忘れません。

またそのための スタッフ教育 を怠らず、スタッフが育っていなければ新規出店も見合わせるという徹底っぷり。

「紹介してくれた人が恥ずかしくないラーメン屋さんを目指す」

美味しかったけど、接客が悪かったではダメ。

札幌の “代表” として おもてなしをしたい。地方の方にも 外国の方にも「札幌のラーメンは良かったよ」と言って 帰ってもらいたい。

その思いは周囲にも伝わり、遂には 日本の 総理大臣 の来店 までをも実現させてしまいました。

 

「流行りたくない」

吉山商店 創成橋店 の 外観

街中から向かう場合は “創成橋店” が便利

今回、特に印象的だったのが これらの言葉。

  • 「流行りたくない」
  • 「ラーメンランキングも断る」
  • 「“人気ランキング1位” ではなく “売上で1位” を目指す」

「人気ではなく安定の 吉山商店 がベスト」

これらの言葉だけでも、吉山商店の目指す立ち位置がよ~くわかります。

 

「吉山商店」の ラーメンの特徴は?

吉山商店の “味噌らーめん”

関山さん の おすすめ は “味噌らーめん”

吉山商店 定番のラーメンといえば “焙煎ごまみそらーめん”

白味噌をブレンドした特製の 味噌だれ のスープが好評で、大半のお客さんが これを注文するほどです。

“大量のラード” で具材を炒める際に あえて 炎を上げる のが 吉山商店流で、これにより 脂の6割ほどが飛び、具材の旨みを残しつつ 脂の量も控えられるのだとか。

 

なお “焙煎ごまみそらーめん“ も美味しいですが、吉山商店 おすすめのラーメンは 実は “味噌らーめん”

白味噌に赤味噌を加えた 生の味噌 を使い、これを中華鍋で焼きあげ香ばしさをプラス。

味噌を焼き上げる工程に時間がかかるため 100杯ほどしか出せないそうですが、常連さんからの指示は絶大です!

(※ 一部店舗では提供していません)

 

さいごに

今回は 吉山商店 創業者「関山芳美」さん への インタビューの内容をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

 

「流行りたくない」

冒頭にご紹介した この一言は、札幌味噌ラーメンの “定番” でありたいが故の一言。

一時の人気だけで終わらない、そんな気持ちが込められていた様に感じられます。

 

なお今回の取材時間は 1時間をオーバー。

人気ラーメン店の代表がどの様に考えてお店を営んでいるのかが とても興味深く、モグトリップとしても 大変貴重な時間となりました。

 

さて、これであなたも吉山商店の味噌らーめん が食べたくなったのではないでしょうか?

食べたことがある方も無い方も、ぜひお店に足を運んでみてくださいね!

 

その他のラーメン店をチェック

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次 - クリックで移動 -